ヤクルトの創始者で医学博士の代田 稔は、病気にかかってから治療するのではなく、病気にかからないようにする「予防医学」を志し、京都帝国大学(現在の京都大学)で微生物研究の道に入りました。
そして乳酸菌が腸の中の悪い菌を抑えることを発見し、1930年、これをさらに強化培養することに世界で初めて成功しました。それが「乳酸菌 シロタ株」です。
それから90年以上経った今日では、世界40の国と地域で毎日4,000万本以上の乳製品が愛飲されています。
代田は「乳酸菌 シロタ株」が生きて腸内に到達し、腸内環境を整えることを発見しました。 これに加えて近年、「NK細胞」(免疫細胞)の活性を高めるのに役立つ、細菌やウイルスによる感染を防ぐ、発がんリスクを低減させるなど多くの有用性をもつことも明らかになってきています。
「乳酸菌 シロタ株」がもつチカラを一人でも多くの人に役立てていただきたい。 私たちはこのことを使命として、名古屋市を中心に愛知県、岐阜県の一部のエリアの皆さまの健康で楽しい生活づくりのお手伝いを全力で行ってまいります。
名古屋ヤクルト販売株式会社
代表取締役社長 前田 祐弘
1899~1982
医学博士
株式会社ヤクルト本社
元代表取締役会長兼中央研究所所長
ヤクルトの創始者で医学博士の代田 稔が京都帝国大学(現在の京都大学)で医学の道を歩みだしたのは1921年。その当時日本はまだ豊かとはいえず、衛生状態の悪さから感染症で命を落とす子どもたちが数多くいました。
そんな現実に胸を痛めていた医学生時代の代田は、病気にかかってから治療するのではなく、病気にかからないようにする「予防医学」を志し、微生物研究の道に入ります。
そこで乳酸菌が腸の中の悪い菌を抑えることを発見、これをさらに強化培養することに成功します。
それが、今日「乳酸菌 シロタ株」と呼ばれている「L.カゼイ・シロタ株※」です。
※2020年4月以降は、L.パラカゼイ・シロタ株と分類されています。
そして、この乳酸菌を一人でも多くの人々に摂取してもらうため、安価でおいしい乳酸菌飲料として製品化し、1935年「ヤクルト」が誕生しました。
世界の人々の健康を守りたい。この代田博士の思いが現在のヤクルトの原点となっています。
ヤクルトでは、この創始者の代田の考えを「代田イズム」と呼び、すべての事業の原点としています。「世界の人々に健康になってもらいたい」との代田博士の願いや考え方を表しています。
「お客様の健腸美肌を第一に考え、ヤクルト製品の価値を伝え、地域の皆さまに毎日、愛飲・愛用していただく事を使命とし、行動する人」
名古屋ヤクルトでは、これを「健腸美肌マイスター」と呼んでいます。
ヤクルトスタッフ一人一人が、「健腸美肌マイスター」として皆さまの笑顔にお役立ちできるよう地域の皆さまに貢献してまいります。